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エコ得情報

究極のエコカーと期待される「燃料電池車」とは?

(2011年5月 2日掲載)

燃料電池車(Fuel Cell Vehicle)は、燃料電池を搭載した次世代型のエコカー。その仕組みや開発状況について、詳しく解説します!

排出されるのは水だけ!究極のエコカーとも呼ばれる「燃料電池車」はどんな仕組みで走る?

燃料電池車の仕組み

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燃料電池車(Fuel Cell Vehicle)は、燃料電池を搭載した自動車。水素と酸素の化学反応で得られる電気エネルギーを利用し、モーターを駆動させます。ガソリン車に比べてエネルギー効率が高いのが特徴。また、排出されるのは水だけで、CO2やNOx、SOxなどの温室効果ガス・大気汚染物質が排出されないため、「究極のエコカー」とも言われています。

メリット

・エネルギー効率が高い。
(燃料の原料採取~走行までの効率が、ガソリン車で15%程度、燃料電池車で30%程度とされています。)
・CO2などの温室効果ガス、NOx、SOxなどの大気汚染物質が排出されない。
・1回の水素充填で、ガソリン車と同等の距離を走行することができる。
(例えば、トヨタの「FCHV-adv」で830km(10・15モード走行時)。)

デメリット

・水素製造技術が確立されていない。
・水素の供給インフラが整っていない。
・燃料電池の触媒に白金を使っていることなどから、製造コストが高い。

燃料電池車の今後の動き

現在、トヨタやホンダが燃料電池車のリース販売を行っています。トヨタは、2008年9月に「FCHV-adv」を環境省に、ホンダは同年11月より、「FCXクラリティ」を官公庁や一部の民間企業に対して販売。また、トヨタは日野自動車と共同で燃料電池バスを開発しています。中部国際空港のシャトルバスやランプバスとして貸し出されたほか、東京マラソンなどのイベントにも利用されているようです。他にも、日産が2008年11月に「X-TRAIL FCV」を日光市に納入したり、スズキもGMと共同で燃料電池車を開発するなど、市場投入に向け、開発が進められています。

最近では、トヨタが2015年に燃料電池車を商用生産すると発表し、徐々に市場投入に向けた動きが加速しています。また、高価な白金に代わる触媒の実用化に向けた研究も進んでおり、今後は製造コストがどれだけ下がるかも注目です。

また、インフラ整備の面では、経産省主導のJHFCプロジェクトが、燃料電池車の普及や水素ステーションのインフラ整備に向けた研究・活動を実施中。現在、関東地方を中心として合計11ヵ所の水素ステーションが設置されています。一方、民間でも、新日本石油や東京ガスなど13社が、2009年7月に「水素供給・利用技術研究組合」を設立。2015年をめどに水素供給ビジネスを事業化させるとしています。

ちなみに海外では、2009年12月、ダイムラーが同社初の量産型燃料電池車「BクラスF-CELL」を発表済み。現在はドイツやアメリカでリース販売されています。最高速度は170km/h、航続距離は400km程度です。



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